基礎研究
こんにちは、花粉症に苦しむ研究部です。
本日は先月行って来た出張の話を少し書きたいと思います。
研究部では日々の治療で得られたデータ(精液所見や胚の発生状況等)を分析することで、今後の治療方法の改善を行うことができるかどうかを調べる事を主な仕事としています。一方、そのようなデータの分析だけでは改善できない問題もあり、そのような問題については研究施設での実験を伴う研究が必要となります。例えば、子宮内膜症が発症するメカニズムは現在のところ完全には理解されておらず、最近ではヒトの近縁種であるサルを実験対象とした子宮内膜症の研究が行われていたりします。

今回私たちは大学病院付属の研究室の方に訪問し、当院では行えない実験の協力要請や研究計画の相談をしてきました。
細胞レベルでの実験の専門家からの意見をいただける機会は非常に貴重で、大変有意義な時間を過ごさせていただいたのですが、一方、例え実験で良い結果が得られたとしても、実際にそれが臨床に応用されるまでには長い時間がかかるということを改めて考えさせられました。良い結果を得るまでに最短でも3年、そこから臨床応用に10年はかかるという計算です。(合計13年)またそのような研究には莫大な費用が掛かります。本当に意味があり臨床に大きく貢献することのできるような結果を出すことを目標とするのであれば、それ相応の時間と費用がかかるという事でした。
今後そのような長期的な研究がどうなるかは未定ですが、まずは今私たちができる最大限の貢献をこれからも着実に行っていかねばと思います。iPhoneImage.png
 
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